ベルリン国立劇場管弦楽団 シュターツカペレ・ベルリン
2022.12.04
12月2日に熊本県立劇場にブラームス交響曲を
聴きに行ってきました。
バレンボイムは健康状態が芳しくなく、
常任指揮者のクリスティアン・ティーレマン氏に変更されての日本ツアーです。
初めてベルリン国立劇場管弦楽団を聴きましたが、圧巻の演奏に2時間の演奏会はあっという間に感じられました。
一流のスケーターは着氷する際に音がしないと言われますが、ベルリン国立劇場管弦楽団も何とまろやかな深みのある美音。
一体感というより、1個の生物のよう。
音の艶やかさ、引きの妙、深みと高み、
層の厚みからも聴こえてくる対旋律。
圧倒的な説得力に、これが伝統かと
思い知らされました。
ブラームス交響曲3番と4番、聴き慣れた曲なのに惹き込まれました。
*大阪/東京公演
*文化庁子供文化芸術活動支援事業