2021.04.16
長らくご無沙汰致しております。
ブログの方はボチボチ普段の生活を投稿させて頂いております。
さて、おかげ様でコンサートも無事に終了し、
ホッと一息ついております。
レッスンで、生徒さんに
そこは指先の第1関節のみで、5ミリの圧で弾くと、も少しタッチが軽やかになりますよ。
と細かい指示を出しますと!(^^)!
先生は設計図のように、曲を始めから終わりまでここは何ミリ、と覚えてらっしゃるんですか?と
ご質問頂きました。(笑)
答えはモチロンNOです!
練習は最初に音から始まります。
こういう音、とか、響きや
イメージがあって、
どうすればそこに近づけられるか。
試行錯誤して行くわけですが、
どの程度の圧を、どのようにかけて、そして身体のどの部位を使うのか、技術的に考えたりします。
指の先っちょだけ使っても、指全体を使うにしても音が全く別物になるからです。
コンサートでは、それまでに創り上げてきた
殆どを一旦脇へ置きます。
忘れる、という作業です。
練習通りになぞるだけでは
つまらない!
退屈な演奏になる事必須。
青写真はあるのですが、
やはりその場で創り出す、ライブ感がなければ
聴いているお客様に感動をお伝えする事は
難しいでしょう。
忘れる、と言うと語弊がありますが、
それまで重ねてきた練習と費やしてきた時間を信じて、
あとは自分も楽しむ!という事になりますでしょうか・・。
例え緊張で指がプルプル震えていても!(笑)