2021.02.02
今日は寒かったですね!
そして節分。恵方巻を買い過ぎてしまいました・・。
さて、レッスンをしていると、音符を追うだけで終わってしまって、ちょっと勿体ないな、と思う事があります。
音符から始まって、更にリズム、拍に強弱、作曲家からの指示。確かに頭に入れないといけない事が多いですよね。とても頭に入りきれなくて、楽譜を追うだけで精一杯です、と仰る生徒さんも。
それでは塗り絵の黒い枠線だけをなぞっている様なもの。勿体ない!ここからですよ♡
折角なので色も入れたいじゃないですか。そこが楽しいし、また工夫し甲斐があるところでもあります。
読譜は頭に入れるだけではなく、指にも入れます。ピアノを弾くのですから、何度も弾いて指に覚えこませる訳です。手にハマる、指に入る、そう言った表現もあります。
指先にも脳みそのような感覚があって、この音楽には、こういうタッチにしよう、とか、指も考えて音に落とし込むのです。
その為には良く聴く、耳を使う、という作業が必須なのですが、読譜で忙しい間は本領は発揮されていない状態です。
良く聴いて、指が自在に動いてくれるまでは片手から楽譜を読み、
丁寧に書いてある指示を出来るだけ正確に頭に入れて行きます。耳も指もちゃんとついてきます。
弾くだけで精一杯、という時は片手づつの練習を増やします。
やる事を減らせば良いのです。問題が複雑ならば、やる事をシンプルに。急がば回れ、ですね!結局そちらの方が早いし、ストレスも減ります。早く仕上げようと焦らない事。前日の夜まで弾けなかったのに、一晩で壁を越えてしまったりします。人間って不思議だなぁ、と思います。(笑)
左は左で面白いですし、必要とされていない音なんて無いんです。みんな必要不可欠な大事な音。(*^-^*)
今週は更に冷え込むそうなので、暖かくお過ごし下さいね。それでは、また♪