2020.10.11
良く聴いて!とレッスン中に促された経験は誰しもあると思います。
私も大学時代に室内楽のクラスで、ハンスケラー教授からしつっこい程「聴いてない」「もっと聴かなければ」ダメ出しを受け、とても困惑した経験があります。ピアノ5重奏だったのですが
(それで必死に耳を澄ましていたら、ピアニストが1番聴いている、と
褒められました!喜!何で分かるの?とも思いましたが。)
室内楽で良く聴く事は基本なのですが、ピアノソロでのレッスンも
聴いて!と指導が入る事も多々ありました。聴いて聴いて聴いて…!と先生。
もう、聴いてるのに!(笑)
と、突っ込みたくなりますよね。
なって当然です。
良く練習していて思うのですが、
イメージ通りの音、と言うのは
果たしてそれは作曲家が聴いていた音なのか?と言う事。
私の勝手な思い込み、かもしれません。頭を空っぽにして聴く事が大切と
思います。その音(もしくはフレーズ)のみを聴く、のです。色んな雑念を取り払い、《無心》で聴く。そうしたら真実が聴こえてくる…そんな気がします。
フレーズの終わり方とか、バランスとか、それはまた別の技術的な聴き方になりますね。こちらは比較的容易に出来ます♪
それではまた♪
お休みなさい。素敵な夢を♡