2020.08.19
連日の猛暑で朝と夜にしか外出したくない気持ちになりますが、そういうわけにもいきませんよね。車の中での熱中症の危険性が報道されていました。今日の福岡は最高気温35度。車内は・・・(;O;) 気を付けて今年の夏を乗り切りましょう。
さて、以前にもお伝えしました手首のお話。
アンジェイ・エステルハージ先生に依ると、
「手首の下にもう一つ見えない鍵盤があって、
それを同時に弾いている感覚。」と
の事。「指だけじゃ負担が大きすぎるからね。」と。
手首から腕、2の腕、肩までの下の筋肉の
繋がりを意識します。上でなく、下の筋肉です。ここが運命の分かれ道。
上の筋肉を使って弾くと、音が割れます。
ガンガン、と鍵盤に上から体重を当てるので
音が割れるのです。ロックでは、わざとそういう弾き方をします。
が、クラシック音楽では下の筋肉のサポートを使い、意図された表情豊かな音質を出すのです。勿論そういう効果が要求されている時は上からガシャン!と叩く時もありますが、それでも下の筋肉を使う事に慣れているので、クラシックピアニストの皆さんは洗練されたガシャンと感を出している、と思います♪
より指や手に近い関節である《手首》は
常にしなやかに。
上に動こうが、下に動こうが、右に行こうが、左に行こうが(笑)常に下から手全体をしなやかに支える。そういう重要な任務を持っています。(*^-^*) 音も良くなりますし、何より弾いていて楽な、正に一石二鳥な弾き方なんですよ♪