2020.06.25
2声の弾き分け練習方法として、
1声づつ右と左で弾いてみると、音色が違うので2声として聴こえ、耳に残ります。その響きをそっくりそのまま再現できるよう、後で片手で練習します。
初めはそうやって各旋律を丁寧に《聴くこと》がポイントです。
これに時間を割いてやっていれば、本番であろうと度忘れすることはありません。
片手づつ弾いた方が、コントロールし易く、自分の思い通りに弾けるのでストレスも(笑)少なく、
音楽に集中できます。
指使いを速く固めたくもなりますが、急がば回れ。結局こちらの方が時短。
なぜなら内容を正確に理解できているからです。
私は左のバス(低音)から始めます・・。
バスは曲全体を支える土台ですし、高音部(ソプラノ)は、耳に一番残る声部なので、意識してバスを聴いて練習するようにし、本番では意識しないでもバスが聴けるようにもっていきます。
最初から最後までやってると疲れますので1エピソード位(数小節の固まり)の小さな単位で進めていきましょう。
単旋律の形が見えたら、2声を合わせてみます。バスとテノール、バスとソプラノ。
テノールとアルト。アルトとソプラノ etc..
全部の組み合わせでやってみましょう。
指使いに拘らず、聴き分けて、弾いてみましょう。これはステップ1の状態です♪
ちなみにバッハのメロディーは単旋律であってもポリフォニーの要素を持っています。
その辺も楽しみながら、練習してみて下さい♡
(ポリフォニーとは音楽用語で複数の声の意)
各声部を十分聴き分けられるようになったら
楽譜にあるように、片手で弾けるように
指使いを考えていきます。
これはステップ2、ですね♪
それでは手短かですが、この辺で♡
グッドラック!✨