2019.02.26
レッスンに来てくれている生徒さん
ピアノが好きでたくさん練習してきて
くれるお子さんもいます。
一方で「練習してませ~ん」と拍子抜けするほど元気よく教えてくれるお子さんもいます(かわいいです)
教室では、その日のレッスンのお子さんを見て「今日はここまでできるようにがんばってみよう!」
と目標を決めますが、次のレッスンに向けての目標はお子さん自身に決めてもらいます。
・右手(左手)だけ音をみてくる
・2小節だけは間違えないように弾けるまで頑張る
・1ページだけは両手で弾けるようにしてくるなど、それぞれです。
練習を沢山してほしいのではありません。
自分で決める→目標に向かってがんばる→約束を守る→できたことへの
達成感を感じてほしいなと思っています。
今は自分でこうする、と決められない人、面倒くさいとすぐに
あきらめる人も多いようです。
『忍耐・根性・努力・真面目』といった言葉は好まれないかも
しれませんが、やっぱり生きていくなかでとても大切なことだと思います。
ピアノを弾くことは簡単にできるものではないし、世の中ですぐに
何かの役に立つわけではありません。
数学のように答えが明確なわけでも
ありません。
ただ、ピアノを通して感じること、積み重ねが自信につながってほしいなと願っています。
小さな目標でいい。
自分で決めたことをやりとげる。
それを実感してほしい、そんな教室です。