2018.10.10
いろんな行事が立て込み、日にちがあいてしまいましたが、以前の、お兄ちゃん編① の続きです。
《②5の倍数での、魔法の言葉》
練習は、最初のうちは特に、「回数」が必要です。なるべくたくさん回数を重ねないと、指もなかなかしっかりしません。
でも、毎日の積み重ねでの、「弾けるようになってきている実感」が、よりやる気を引き出します。明日、今日より楽しく弾くために、今日の練習があります。
でも、小さいうちは特に、ただたくさん回数を重ねていくだけでは、気持ちも集中も途切れてきます。
そこで、色々試した結果、お兄ちゃんには、
「5の倍数の時には、特別感を出して弾くよう」
声かけをしました。
それは、
『次は5回目だよ! 本気の本番だよ!』
という言葉です。
発表会などのステージを1度経験してからの方が、『本番』のイメージがわいて伝わりやすいかと思いますが、そうやって、
『今から弾くこの5回目は、お客さんもいる本番なんだ』
とイメージさせることで、
そして、それが5回目、10回目、15回目、、、、と5回ごとにやってきますので、
ただ回数を重ねるだけよりも、緊張感を持って取り組めました。
それでも、気持ちが乗らない時もありました。そんな時には、いつもではありませんが、
《5回ごとに譜面立ての所に、個包装のチョコやラムネを並べていきました》
頑張るほど、目に見えてチョコやラムネが増えていくので、楽しんで練習していました。