2018.09.24
我が家の子供達は、男の子の2人兄弟で、現在、9歳と5歳です。
2人とも、当然ながら性格は全く違いますので、「練習への声かけ」や、「練習がうまくいくための工夫」などもそれぞれ違います。
まずは、お兄ちゃんから、これまでの取り組み、声かけ、工夫した点などをご紹介していきたいと思います。
お兄ちゃんは、第一子ですので、私も時間をかける余裕がありましたので、1歳半から、決まった時間にテーブルにつき、私の作った取り組みを一緒にやる習慣をつけていきました。
・指先の発達
シール貼り、シールはがし、紐通し、ボタンかけ。また、小さなビーズ、おはじきを使って。
・数字の概念
数字を書いたカップと、小さなポンポンや綺麗なビー玉を使って。後に、指番号や音の長さへと繋げていきます。
・音程
いろんな童謡を、手を繋いで、音の階段を作りながら歌う。
・リズム感、目線
いろんな童謡に合わせて、打楽器を打つ。
また、ひらがなで歌詞を書いて、その文字を指で指しながら目で追って歌う。
・集中力
小さな丸いシールを、直線に沿って貼っていく。
徐々に長い線にすることで、だんだんと、長く集中できる力をつけていきました。
このような取り組みを、年齢と共に、少しずつ時間を延ばし、内容も徐々に発展させながら、1歳半から幼稚園入園前まで、ほぼ毎日行いました。
どれも、遊びの延長のように取り組み、本人が楽しくテーブルにつけるよう、様子を見ながら、パッパッとやる事を変えながら、一つのことを色んな方法で取り組みました。
私が教えられることがピアノだっただけで、将来、ピアノでなくても良いので、何か一つ大事に打ち込めるものを見つけて継続することで、それが本人の自信となり、何か落ち込んだ時にも心の拠り所となれば、、、と願って、その前段階として、このような取り組みを続けました。