2024.04.01
ト音記号🎼のお話
ト音記号は、高音部記号とも言います。
この記号は、ローマ字のGと言う文字の変化したものなのですが、
何故Gの変化形なのでしょうか。
その前に、ト音記号のトとは、何なのでしょうか。
まず、音階の
ドレミファソラシドというのは、イタリアの音名の読み方で、
これを日本音名の読み方にすると、
ハニホヘトイロハ
と言います。
すると、ソの音は日本音名でいうトの音ということがわかります。
要するに、ト音記号のトは、ソの音ということになります。
次に、音階をドイツ音名で言うと、
C(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)C(ツェー)
と言います。
ソの音はドイツ音名で言うとGと書き、読み方は、ゲーと読みます。
ト音記号の形は、先ほどGの変化形と書きましたが、Gの変化形というのは、
ソの音ではあるG(ゲー)というドイツ音名の文字が、5線上に変化して書かれたものなんね。
まとめると、
五線にト音記号を書くときには、第2線のソの音をかきはじめとして、
そこを中心に
ドイツ音名のG(ソ)と言う文字を書きますよ。
そして、この第2線がソの場所ですよ。
とはっきりとわかるように教えてくれているのです。
それがわかると、第2線がソの音、と覚えやすいですね。