ピアノの練習が苦手なお子さんを、ピアノ嫌いにさせないレッスン②
2024.03.03
前回の続きです。
レッスンでは、2つのことを伝えています。
1:小さい目標を作って練習する
例えば、たくさん課題を練習しているお子さんの場合、今日の練習では、一曲だけでも止まらずに弾けるようにする。
または、一段だけでもスラスラと弾けるようになるまで練習をやめない。というもの。
この場合、レッスンの時に、どうしたらスラスラと早く弾けるようになるのかを、指使いやリズム練習などを具体的に伝えてから、一週間の練習を頑張ってもらう、という感じです。
目的がある方が、上達も早くなります。
2:毎日の練習を習慣化させる
学校から帰って、おやつの前に10分だけ弾く。夕飯前に、30分ピアノを練習する。
というように、平日の忙しい日は特に、時間の確保をするのが大変です。
そこで、毎日の生活の中で、いつ練習するのかを保護者の方のお子様と一緒に相談していただいて "習慣化" していただくように伝えています。
無理に長く時間を取らなくてもいいと思います。とりあえず、椅子にすわる。小さい子の場合は、それだけでも花マルだと思います。
毎日の練習の積み重ねが、ピアノ上達の一番の近道です。私も生徒さんと一緒に、試行錯誤しながらレッスン内容を考えています。