みゅーず音楽教室

レッスン中に、音色について

再三　指導する時があります。



耳障りな音を出されると、即座に

反応してしまいますあせる



バーナムピアノテクニックのなかに

巨人（ジャイアンツ）のステップ

と言うのが出て来て



ドラえもんに出て来た。と反応したKくん



のび太君に　ペンキを塗らせたな！

と言った　と、おそらくテレビのストーリー

であろう話を始めました



それは、　ジャイアン（いじめっこ）



ひとしきり、会話が進んだあと



クリーゲル（クリーガー）のメヌエットを

演奏していた　Kくん



途中まで、良い音色を出していたのに

自信のない左手のパートにさしかかった

途端、音色が　ピアノを弾いているのに

オルガンみたいな音を出し始めました。



自信がないので　小さな音になっているし

途中いくつかの音がピアノを弾いているのに

オルガンみたいな音が出てます！



ドラえもんに　スモールライトを当てられた

音みたいです！



と言うと・・・



手首に力を入れて・・・

ガンガンと硬い音を出して演奏を始め





私が全身で拒否反応を示したくなる音色に





その音は、ジャイアン！

手首の力を抜きましょう



と言ってみたところ・・・

少し、改善されました。



私：綺麗な音を出すには、どうしたらいいの？



と尋ねると、いつもは　頓珍漢な返事が

帰ってきていたKくんですが



今日は・・



「耳で聴く事？」と返事が返って来ました。



Kくんは1年生

ですので、先ずはその返事で合格です。合格



更に上級生になったら、　自分の理想とする

音色を演奏前に　意識して、その音色が

出せているかどうかを　耳で確認する事



と、更にハードルが上がります。



綺麗な音色を出す事って、日頃から

意識して、コツコツと　自分の思う理想の

音色が出せるまで、



ゆっくりと　一音一音



納得出来るまで、繰り返し繰り返し

鍛錬して、



更には、いつ、どのような状況でも

（どのような精神状態であっても）

理想とした演奏、音色が出せる様に



本当に、ピアノって

仕上がった状態をみていると



華麗な演奏であればあるほど

素敵なので、その演奏に至るまでの



地道な、本当に地道な努力を

賞賛せざるを得ない気持ちになります。



・・・



いち、地域の　ピアノ教室ではありますが



そんな世界があるんだよ。





そういった　世界の存在を知らせて

あげられる、領域まで



一緒に努力しながら　進んで行けたら

いいなと　思っています。



そして、　そんな領域まで　進んでくれそうな

生徒さん達に　感謝している　私です。