2021.05.11
中学生になったAちゃん
5年生の頃、おばあさまが楽器店の
担当者さんに、先生を紹介して欲しいと頼まれて
白羽の矢があたったのが、私でした。
おばあさまはAちゃんのお母さまを指導して
コンクールに出場されるほどだったと伺いました。
そのAちゃん
先日のレッスンで、もうソナチネは卒業して
よさそうだから、ベートーヴェンのソナタを
弾いた後、モーツァルトのソナタに進みましょう。
と言うと
「やった!」 と声を発しました。
こんな感じで感情を表現したのは、初めてかも
と思うくらい 珍しい事でした。
併せて バッハの練習も進める事にしました。
中学受験前は、ストレスもあったのでしょうか
反抗的な感じでしたが、現在は本当に素直に
私の言葉に反応して、応じる姿勢を見せてくれます。
5年生時の発表会で、すでにモーツァルトの
ソナタを演奏出来たので、個人的に大好きな
ベートーヴェンのソナタにチャレンジして欲しい
と思っているのですが、「モーツァルト」と言う
単語が出て来たので、モーツァルトのソナタ
に取り掛かる事にしました。
彼女は、手が大きいんです。
もう少し、指が強くなってタッチで様々な音色が
出せるようになってくれたら、素敵だよなぁ!
と楽しみにしている生徒さんです。
おばあ様のご指導の賜物と思われるのですが
そもそも、フレーズなどとてもきれいに演奏出来ます。
アドバイスも一言添えただけで、何を要求
されているのか、理解出来る力を持ち合わせています。
最近は、演奏していて楽しそうです。
その姿を見る事が出来るだけでも
私はとても嬉しいです。