2021.01.07
写真は、中学生のKちゃんが調べてメモした付箋です。
テキストの中の楽曲で、ピカルディーのⅢ度で終止している
曲があり。レッスン中に軽く説明していました。
自宅で練習中に ピカルディーのⅢ度とテキストに
記入されているのを見つけた生徒さん
自分で調べてみたら、わからない言葉が出て来たとメモに書いた文章を見せてくれました。
「主音」って何ですか?
曲の練習を始めると必ず私から質問するのは
何調か? という質問です。
調子を説明する時にその調子の音階を説明し、音階の最初の音を主音と言うのよと言っているはずですが、
今回自分で調べる事で意識をする事になったようです。
もう一つ同主調 これは この様な専門用語を用いず、ド から始まる 長調の音階と 短調の音階があると説明していました。(もちろん鍵盤を弾いて音でも確認します)
音階の始まりの音を主音と言うのだと改めて説明すると即座に「あぁ!」と声を出して理解してくれました。
この「あぁ!」と言う反応が とても嬉しいのですが音楽理論について少しずつ説明出来る事、そして、それを かすかであっても理解してくれたり、今回の様に自分で調べてみようとアクションを起こしてくれることは何よりの喜びです。
小学1年生から教室に通って来てくれている
Kちゃんも、中学生
楽譜の中から色々気になることを見つけて質問してくれますが、毎回鋭い質問が飛んでくるのでレッスン中、折に触れて覚えていなくてもいいけれど、と前置きをしながら音楽理論について説明してきてよかったなと 思う事が出来ました
年明けの初レッスンで この様な喜びを与えてくれたKちゃん、本当に有難う☺
そう言えば、リモートでレッスンを受けている Yちゃんも調号を見つけて、それについて質問をしてくれた事がありました。
音楽の専門家になるわけではなくても、だからと言って音楽理論について全く知らなくても良いと言う訳には行きません
これからも 出来るだけかみ砕いて少しずつ話す事が出来たらいいなと思っています。
かみ砕きすぎて 「主音」と言う肝心な言葉を省かないように気を付けなければと反省もしつつ・・・💦