2022.07.31
静岡市駿河区「杉山典子ピアノ教室」のホームページを
ご覧くださりありがとうございます。
暑い日が続きますが、自分の本番、生徒さんのコンクール、
発表会に向けてのレッスンで充実した毎日です。
私の本番は、ドイツから一時帰国中のヴァイオリニストさんと
アンサンブルを楽しむ内輪のコンサートがありました。
グリーグのヴァイオリンソナタ第3番第2楽章を演奏しました。
この2楽章は私の憧れの1曲で、素晴らしい演奏家と演奏でき、
ピアノが弾けて良かった・・と心から思います。
さて、小学2年生の生徒さんが「ふじのくに芸術大学」の講座で
ピアニストの横山幸雄さんの公開レッスンを聴講してきました。
お母様とは離れて座ったようですが、自分の楽譜を開きながら
しっかり手帳にメモも取ってきたのを見せてくれました。
写真に撮ったその生徒さんのメモから
1 失敗しないようにすると表現が小さくなるから
失敗することもあると思って演奏すると表現が
大きくなる。
2 同じ鍵盤を同じ強さで弾いても弾く場所によって
音の強さが変わってしまう。
3 ペダルを離すときガン!と変な音がしないように
(中略)ちょうど良いスピードで上げる。
4 得意でないところは、指のトレーニングや基礎の
練習曲で練習する。
5 伴奏よりメロディが弱くならない。
小学2年生にして、立派なリポートをしてきてくれ、感心
しました。
実は、この生徒さんピティナの予選でとても良い演奏を
したのですが残念ながら通過ならず、頑張りたいのに
頑張れないという状態が続き、お母様も私も心配して
いました。でも、この講座が刺激になったのか、また
やる気が出てきたようです。
その上、同じくピティナのA1級を受け予選を通過した生徒さんに
応援のお手紙を書いてきてくれました。(涙)
お母様が提案すると大喜びで書いていたそうです。
小学2年生さん、ピアノも心も成長しています。
そんな生徒さんがいることは私の誇りです。