2021.01.15
静岡市駿河区「杉山典子ピアノ教室」のホームページをご覧くださりありがとうございます。
年が明けて、曜日によって1〜2回のレッスンが終わりましたが、年末最後のレッスンで発表会の曲を渡した生徒さんの中には冬休みの間に譜読みを最後まで完了した人もおり、頼もしい限りです。
エチュードアレグロを渡した小3の生徒さんは、もう暗譜まで完了。本番までにどんなに磨かれるか楽しみです。
また、11月に入会したばかりの幼児さんは、年明けのレッスンで(レッスンがない間に)とてもよく練習していたことがうかがえる指の動きとピアノの音色を聴かせて下さり、びっくり。お母様から、教室のクリスマス配信コンサートで同じくらいの歳の生徒さんが上手に弾いているのを聴いて刺激を受けたみたいだと伺っていましたが、その効果でしょうか。
(慣れない作業。頑張って良かった!)
冬休みの間にその生徒さんに用意していた曲を引っ込め、ワンランク上の曲をお渡ししました。
年末に体験レッスンにいらした年長さんのレッスンも始まりました。他の音楽センターから移っていらした生徒さん、45分のレッスンを希望されましたが、お母様の付き添いなしで、45分間集中が途切れることなく、私のアドバイスやお話もしっかり聞け、これからが楽しみです。
また、やはり年末に体験レッスンにいらした大学1年生の好青年。目標はショパンのバラード第1番を弾くこと。小学生までピアノを習っていて、中学では合唱の伴奏も弾いていたそう。久しぶりにレッスンを受けるということでしたが、綺麗な手の形で綺麗な良い音色が出せる反面、ご自身でも楽譜をいい加減に読んでしまうとおっしゃっていましたが、バラードの冒頭から譜読みの間違いが散見されました。
「作曲家へのリスペクトの気持ちを持つと、丁寧に楽譜が読めると思います。大好きな人からもらった手紙(今時はメール?)だと思って読んでみて。大学4年生の間にはバラードが弾けるかな。」と伝えました。
そして、年明けのレッスンでバラードを聴かせて下さったのですが・・・・・
まだ最初の3ページくらいですが、随分丁寧に楽譜を読んで練習して来て下さっており、ペダリング、リズムの取り方など修正したいところはありましたが、音楽性も豊かで元々の音が美しいこともあり、感動しながら聴きました。曲への愛情が感じられたからでしょうか?思わず、「大学3年生の間には弾けそうです。」(笑)と伝えました。
3月の発表会には別の曲で出てくれますが、(シベリウスのもみの木)これも良い感じで弾いてくれそうでとても楽しみです。
ちなみに、私がバラード1番を初めて習ったのは音大に合格した春休みです。「いつもポケットにショパン」という漫画の影響もあり・・
高校生の間はツェルニー50番やショパンのエチュード、バッハの平均律の他はベートーヴェンのソナタばかりでした。
ここに書ききれませんでしたが、まだまだ冬休み中にがんばっていた頼もしい生徒さんたちに恵まれ今年のレッスンも楽しく幕を開けました。