2020.10.25
「杉山典子ピアノ教室」のホームページをご覧くださりありがとうございます。
先日、レッスン中に
「先生、歌作るの上手だね。」
と、1年生の生徒さんが褒めてくれたので、気を良くして記事にしちゃいます。
「初めてのギロック」の「ガラスのビーズ」という曲をレッスンしていた時のこと。
多くの生徒さんが、冒頭の「ソファラソーー」と「ソミラソーー」を、同じように弾いてしまいます。でも、私はそれでは曲の良さが伝わらないと思うし、弾いていても面白くないと思うのです。
そんな時、テキストには英語の歌詞が書いてありますが、私はもっと日本の子供にわかりやすく、レッスン中に即興で歌詞を作ってしまいます。
「ソファラソーー」 「ソミラソーー」は
「あか いのーー」 「あおいのーー」
ここは、1音(1文字)違うだけで、全然色が違う事を感じて納得して欲しいのです。
2段目は「いとをとおしつーなごーー」
4段目は「いとをとおしでーきたーー」
4段目は達成感のある終止感を感じて欲しくて「できたー」にしました。
「いとをとおし・・」と歌いながら弾かせると本当に綺麗なレガートで弾けるようになります。
「あかいの 」と 「あおいの」も、ちゃんと違うように弾いてくれるのです。
これ、立派な表現につながるアナリーゼ(楽曲分析)になっていますよね。
他の曲もありますが、今日はここまでにしておきます。