2020.06.14
「杉山典子ピアノ教室」のホームページを
ご覧くださりありがとうございます。
さて、今日の話題は、発表会を1か月後に
控えていた3月のお話です。
Aちゃんは、小学校中学年の生徒さん。
お友達が多く、放課後は毎日お友達と
遊んでいるという明るく活発な生徒さん。
そんなわけで(笑)ピアノの練習は、普段から
少な目。発表会の曲は、練習のモチベーションが
上がるよう本人の希望で、有名なアニメの
曲に決定し、Aちゃんのレベルに合わせ
私がアレンジし、楽譜も書きました。
しかし、予想以上に苦戦。数回アレンジを
し直し、楽譜も音数を減らし書き直しました。
それでも、なかなか両手奏が進みません。
そこで、コロナで学校が休校になったことも
あり、通常のレッスンとは別に、特別レッスンを
提案しました。
その時のお話です。
Aちゃんは両手奏に、時間がかかるタイプ。
ある程度形にするため、特訓は、1時間を予定
しています。
しかし、生徒さんによっては、長時間の
レッスンが必ずしも効果的というものでもなく、
長時間練習したことがない生徒さんはむしろ
だんだん効率が悪くなったりします。
Aちゃんにも、1時間レッスンにストレスを感じて
ほしくありません。ストレスを感じながらレッスン
を受けても身に付きませんよね。
そこで、ふと思いつきました。
受験が終わった息子に、自分の部屋の不要なものを
整理させたのですが、その時に出た
アナログな「もぐらたたきゲーム」を使うことを。
このゲームは1回15秒くらいで終わります。
このゲームを、レッスンの最初とその後は
10分ごとに1回、気分転換にやってもらおうと
思ったのです。
穴の中にモグラが入っていて、トンカチで
叩いてもぐらを穴から飛び出させるという
仕組みで、モグラをたたくだけではうまく
飛び出してくれません。
たたくスピード感と素早く脱力してトンカチを
跳ね上げる必要があります。
レッスン前に初めてやったとき、Aちゃんは
ほとんどモグラが取れませんでした。
手首も堅かったのです。
その後は、練習10分ごとにゲーム。ここは
私も時間厳守でいきました。
30分たったところで、レッスンの成果も
出ていることを実感できました。
そして、モグラのたたき方も上達。(笑)
残りの30分は、練習15分ごとにゲームにしようか?
という提案にも、のってくれました。
(ゲームの上達はしたし、発表会の曲の
上達も楽しくなってきていたのかもしれません。)
しんどい練習を一人で乗り切れない生徒さんも
います。少しやっても、根気がないと、くじけて
しまうのですよね。そんなときでも、自分なりに
楽しく練習できる工夫ができる生徒さんになって
もらえたら良いなと思います。
処分しようと思っていた「モグラたたきゲーム」
手首の脱力の練習にも使えるし、レッスン室の
押し入れにしまってあります。