2020.02.14
先月のことになりますが、小学4年生の生徒さんが、
去年に引き続き6年生を送る会の伴奏者オーディションに
挑戦しました。
今年は6ページもある、なかなか練習し甲斐の
ある曲でオーディションは1週間後。
弾けるようになったところまで聴いていただくと
いうことです。
初めてレッスンに楽譜を持って来た時は、まだ
楽譜をもらったばかり。30分のレッスンは
1ページを教えるので終わってしまいました。
(前奏が難しかったのです。)
たまたま前の週のレッスンをインフルエンザで
欠席した分の振替レッスンだったので、正規の
レッスンが2日後でした。
「2日後には、2ページ目までは弾けるように
したいね。」と伝えました。
さて、2日後。練習時間の記録表を見ると
2日で30分~40分ぐらいです。
(あら・・今年はオーディションに対して本気では
ないのかしら・・・)と思いました。
「練習少ないね。オーディションを受ける子は
4人ということだったけど、1週間で最後まで
弾けるようにしてくる子は1人ぐらいはいると
思うよ。最後まで弾けるようにするには、1日
2時間くらい練習が必要だと思うよ。」
と伝えました。
30分その曲をレッスンして、2日後にも
レッスンに来てもらいました。
すると、具体的に練習時間を伝えたのが
良かったのか、格段に弾けるようになって
います。
(あと3日あれば、最後まで弾けそう!
ここまで本気で練習してきて本人の熱意も感じられるし
オーディションの前日にもレッスンしようか。)
2日後にもレッスンに来るということでオーディション
前日のレッスン。最後のページの完成度があと
一歩。
「今日、あと2時間くらい練習できたらいいね。」
と本人に仕上げを任せました。
そして結果、見事合格!最後まで両手で弾けた子は
他にはいなかったそうで、すぐに結果が出たようです。
去年は冬休みを挟んでのオーディションでしたが、
今年はきっちり1週間。本当によく頑張りました。
実力を着実につけているなと思います。
他にも、5年生の生徒さんが6年生を送る会の伴奏
(コンクールでの活躍をご存知の学校の先生から
卒業式か6送会の伴奏をして欲しいと頼まれた
そうで、自分で選んだそうです。)を、
また6年生の生徒さんが卒業式の伴奏をすることに
なりました。
伴奏の練習で、発表会の曲の練習やレッスンが
後回しになってしまっていますが、今、巻き返しに
頑張っています。
中学生の生徒さんも卒業式の伴奏をします。
彼女は受験生でしたが、発表会の曲も順調に
練習を進めています。素晴らしい!