杉山典子ピアノ教室

秋らしく、過ごしやすくなりました。

金木犀の香りも漂ってきます。

トピックスの更新を・・・と思いつつ
10月も終わりに近くなってしまいましたね。

9月を振り返ります。

8月半ばから、左手親指がばね指になり
ピアノを弾くにも、家事をするにも辛くなって
しまったので、注射を一度打ちました。
おかげですっかり良くなりました。

9月はコンクールに生徒さんが出場し、
初参加の幼児さんは奨励賞、コンクールは
2回目の小学生さんは優秀賞をいただき、
12月に東京の浜離宮音楽ホールで行われる
ファイナルに出場します。

もちろん、二人ともファイナルに出られれば
何よりなのですが、奨励賞をいただいた
幼児さんも、今回のコンクール参加で大きな
成長がありました。

コンクールを受ける前は、演奏が終わり、
鍵盤から手を下す前に、横にいる私の顔をつい
見てしまう癖がありました。

気持ちはわかります。コンクールに向けての
レッスンですから、私のアドバイスも細かくなり
弾きながら、「これで良いのかな・・・」と
段々自信がなくなってくるのでしょう。

私も、自信をもたせるような言葉がけもしつつ
弾き終わって手を下すまで音楽は終わって
いないので、先生の顔をみないでね。という
アドバイスを繰り返しました。

また、春にあったピティナのステップにも
出たくないと言っていた控えめな性格でした。

教室で行うクラスコンサートでも、レッスンでは
きちんと弾けていた曲が、人前では頼りない
演奏になってしまったこともありました。

それでも毎日の練習は真面目に取り組んでくる
生徒さんで、お母様も協力的、春にはピアノも
購入して下さったので、是非コンクールに出て
欲しくて参加をすすめたのです。

結果はともかく、本人曰く本番は緊張しなかった、
私から見て、落ち着いてしっかり演奏できたことが、
大きな成長だと思いました。

優秀賞をいただいた生徒さんは、コンクール
参加は2回目なのでファイナルに進むことが
目標だったので、達成できて良かったです。

ファイナルまであと1ヶ月。素晴らしいホールで
演奏できることを楽しみに練習にレッスンに
励んで欲しいです。