2015.02.10
音楽すべてが初めてのR君は、
その後、野球部で培った根性でピアノを
弾こうとがんばります。
しかしなかなか上手くいきません。
音符が読めて、リズが打て、
簡単な音楽のきまりがわかれば、
誰でもピアノが弾けます。
と謳っている私に危機か。
どうしても太い指が鍵盤を二つタッチして
しまったり、右手と左手のリズムの違うでは
混乱が起きてしまいます。
そして、彼は、頭痛になる・・・
さあ、彼はどうなってしまうのでしょうか。
自宅に鍵盤楽器がない彼にロールピアノを貸してあげました。
そして彼は頭痛と戦いながら、練習をし続けました。
次回に続く・・・
ところで、話変わって
日曜日に「マエストロ」を観てきました。
面白かったです。泣きました。
音楽に対する真摯な想いを一層深めました。
作曲家たちに敬意を示す演奏こそが、聴衆・演奏者を彷彿させるものになります。
では過去の作曲家に敬意を示すには?
音楽をよく読むこと。
これに限ると思います。
楽譜を深く読み、音楽を立体的に把握することは欠かせません。
音楽の捉えかたを改めて真摯に受け止める柔軟性をもつ事、そしてピアノ教師として、私のやるべきことが再確認された、心に残る作品でした。
皆さん。お勧めですよ。