2015.01.17
近年、中学・高校受験までお稽古に来ていた生徒たちが、大学受験・就職試験のため、ピアノが必要なので、またレッスンしてくださいと、連絡をもらうころが多いです。
これって、めちゃくちゃうれしいんですよ。
懐かしいことはもちろん、また私のところで、お稽古したいという気持ちがすごくありがたい。
最近は音大受験以外に大学の教育学部、短期大学の幼児教育関係など、宝田音楽教室を卒業した生徒たちが、音楽と関わりある仕事に興味を持ち、進学していく姿は、本当にうれしいです。
彼女らの好きなもの、得意なものが音楽・ピアノとして、進路を決定していったのであれば、10年近くレッスンした様々な喜び・苦難は、彼女らの血となり肉となり、将来の仕事までにも影響したといえます。
私自身、大変身が引き締まる思いです。(痩せてないけどね)
宝田音楽教室で一番長いお稽古年数の生徒さんは、Aちゃんです。
保育園に通い始めたころからいらっしゃいました。ピアノのイスに座らせてあげるのを抱っこしてあげた記憶があるぐらい、小さい子でした。
Aちゃんは教育大学に進み、ゼミは、音楽系に入り、活発にボランティアに参加するなど、なんでも一生懸命にがんばる子です。
今年度、Aちゃんは大阪市と京都市の教員採用試験を受験しました。一緒にエントリーシートを書いたり、課題曲の弾き歌いをレッスンしたり、Aちゃんにしてあげられるのはこれが最後だと思いながら、お稽古しました。
結果は2市とも合格です。
本当によくお勉強もし、レッスンにも通い、頑張った思います。
結果はついてくるものだなと、実感しました。
今年の発表会が最後になるかな。最後のステージを最高なものにしたいね。