2020.10.25
暑い夏から肌寒い秋になってまいりました。
私は休みの日に近くの山に友人とハイキングへ行ったり、コンサートへ出かけています。
コロナとの共存が求められている中、休日の遊び方も人混みを避け、楽しみたいですよね。
今回びわ湖ホールの演奏会は3年前行ったスペイン東部のモンセラート修道院に伝わる14世紀の古楽です。
その教会には黒いマリア像があり、中世のイベリア半島に移った北アフリカ系のムーア人が作ったと言われています。
正当な宗教音楽では無く、民衆的な地方的な音楽のプログラムは非常に珍しく、アラブ音楽の影響も感じられ貴重な体験ができました。
この地方の宣教師は16世紀日本の九州地方にやってきて、初めて西洋音楽が日本に伝来されます。
もしかしてこのような音楽だったのかな。と考えると、初めて聴いた人はどう思ったのかと、ロマンが広がります。