同志社女子大学音楽科を卒業し、滋賀大学大学院の音楽教育課程を修了し、滋賀大学非常勤講師をしております。
ピアノを倉田佳代子氏に、声楽を松崎絵美氏、作曲を若林千春氏、
音楽学を椎名亮輔氏、音楽教育学を林 睦氏に師事しました。
2023年東音企画ブルグミュラーコンクール指導者賞受賞
日本音楽療法学会認定音楽療法士
私が専門とするのは、ピアノ・歌の指導と音楽学・作、編曲です。
音楽学とは音楽を学問的に捉えたもので、音楽史・時代背景
(当時の政治、民衆の生活など)を紐解き、作曲家の生き様を音楽と照らし合わせ、作られた楽曲を和声的に分析し、演奏に結びつけていきます。
私がこの仕事をしてて嬉しいなぁ。と思うのは、受験や何かの事情でレッスンを止めた生徒さんが、何年か後にレッスンを再開してくれたり、ピアノ、音楽に関わる進路、進学を選ぶ生徒さんがいらっしゃることです。10年近くおつきあいする生徒さんは宝物です。
私は、40歳を過ぎて音楽を学び直し、習うことの楽しさを改めて実感し、
何歳になっても学びの姿勢を大事にする謙虚な先生でいたいと思っています。
『高齢者の生涯音楽学習に関する一考察』という論文を2本書きました。12年間続けてきた高齢者の音楽レッスンの実践例と、かかわっている高齢者へのアンケートと聞き取り調査を行いその結果を考察しました。
多くの発見があり、これまでのことをまとめることができ、皆が持つ内なる音楽性を引き出し豊かな人生を送る様子から音楽の力を改めて実感しました。
また、「町のピアノの先生だからできること」を意識しながら、音楽を通して公民館活動(歌声広場・子ども向けイベント)などにも積極的に参加しています。