2026.01.17
昨年バッハコンクール予選通過した2名の審査員の評価は厳しいものでした。一言で言うと『音色』の変化が足りない。2名とも三拍子の曲ですが1拍目2拍目3拍目が全部四分音符の時の弾き分けが必要となります。たいていは強弱弱のように説明しますがはっきり言ってそれじゃ分からないですよね。強さ加減、音色が硬い柔らかい等々、、私はよく物や情景に例えて説明します。やはりイメージは大事。それにお子さんによっては出来ないとか又間違えたとか間違えるんじゃないかとか、こうしたらああしたら良いとかの要求に対して神経質になり過ぎて悩んでしまう。それで本番失敗してしまう子もいます。私もある演奏会の直前リハで先生にもっとソフトに弾きなさいと言われ、「どうすればいいんだ?」と集中力に欠けかえって上手く弾けない時がありました。これは良い例えか悪いか分かりませんが、「肉まん」「餡まん」「ピザまん」に例えて、見た目は同じでもパカって割ってみたら中味が違うねと、四分音符3つを例えてみました。ピアノは難しいです。三拍子の1小節に3つ並んでる四分音符を全部同じに弾いてしまうのでなく違う事を意識しないとコンクールには通用しません。ただ譜面通り上手に弾くのは出来ますでもコンクールには通用しません。でもでも音に対してこんなにも思い入れして弾くなんてなかなか無い機会ではないでしょうか。一つ音出すのにもこんなにも気を使って心を込めて弾くこんな経験を大切にピアノを学んでいくのは素晴らしい事ですね。