2025.06.13
音楽はリズムという大きな土台の上に成りたっています。そのリズムはいわば「呼吸」です。例えばクレッシェンドという表現方法がありますがだんだん音を大きく強くして下さいという作曲者からの指示です。さてだんだん音を大きくしようと気持ちはあるけど指がそうしてくれないなんてありますよね。そういう時意識し過ぎて身体全体に力が入り上手く指が動かなかったりするのは何故でしょう。力が入るというのは他のスポーツでも解説者が言ったり、見ている人にも分かる事で力を抜くのはなかなか難しいです。でも上手く「呼吸」に乗せて動かすとスラスラ行くことがあります。休符や伸ばす音の時にゆったりしたりフレーズの始めに「呼吸」を大きくしたり軽く吸ったり。演奏する表現をし易い「呼吸」を見つけてみましょう。最初はゆっくりの曲で色々試してみるといいかもしれません。