2025.02.14
「あれって凄いですよね。素人から観るとそう思うけど」「小さい子があんなに弾けるんですね。」そういう人を見て、「自分の子供も1歳半なんだけど幼児番組の歌一緒に歌ってる。」そんな思いで子供にピアノ習わせようかと考える方も多いです。確かに。《そうです子供は才能の塊》と答えます。本題に戻ります。ピアノは感情の表現ですから、TV番組のように一定のテンポにピッタリ合わせて弾き通すのは至難の技です。(勿論一定のテンポでは弾いているのですが多少のテンポの揺れがあるのです)その番組に出てくる方は皆凄いですと思います。では何故あんなに弾けちゃうんでしょうか?やはり基本的な事が身についているから対応できると思います。基本的な事とは〈調性感〉具体的に言うとハノンという教材に載っている〈全調スケール〉が欠かせません。音大入試や音大卒業ヤマハカワイの講師グレード等もこれが出来ないと落ちます。そして〈和音進行〉カデンツとか言います。こういう基礎を作ったのが音楽史で古典派と言われる作曲家であり、〈ソナタ形式〉ですからピアノを始めたら〈ソナチネ〉弾けるようになるまでは辞めないで続けて欲しいです。このあたりが身に付くと、先にグンと進めます。難しい事も基本が大事ですね。