2024.11.26
他の教室から移って来られた方の楽譜には「毎日◯回練習する」「出来るまで練習する」と書かれていました。あるあるですね。確かにそうですがなかなか出来るようにならない原因は練習量だけではないと思います。加齢で耳の遠くなった人に西洋医学では補聴器で補うとかの対処法になりますが、では同じ歳で耳の遠くならない人との違いは何でしょう。耳の感音には「有毛細胞」が関わっていてそこへの血流障害で働きが悪くなるそうです。加齢で血流を促す道筋が硬くなるからです。耳の良い人はこの道筋が硬くならないように動かしているのではないでしょうか。シニアのアスリートで若者に負けない凄い方がいます。常に身体のあらゆる部分を硬くならないようにケアしているからです。音感の悪い人は感音する部分をよく保っていないので何回練習してもすぐ結果がついてこない。ただの練習方法で差がつくのは身体の状態にも関係します。こんな悩みの人は違ったアプローチが必要です