森ピアノ教室

藤田真央さん、角田隼人さんは今もっとも人気のあるピアニストです。コンサートチケットは全然取れないからテレビに出る時は食いついて観ます。以前にこのトピックスのコーナーでピアノを弾く時の体の使い方について検索した話をさせて頂きましたがこの二人をよくよく見比べてみました。藤田真央さんは表情豊かで体も動く方で角田隼人さんはあまり動かないです。真反対と思いきや共通点はあります。それは体が動こうが動くまいかに関わらず〈指の付け根から指が動いている〉しどんな速いパッセージでも指は鍵盤の最短距離を動いているバタバタと鍵盤を離れて動いていません。体が不必要に動いている人腕や手首が不必要に上下したりしている人は指の付け根から指を動かせずに指を動かすのに手腕肩等を動かさないと指が動かないのではと思われます。よーくよく指の動きをみてみると、指の付け根から指が動いて手や手首腕が不必要に動いてない人の方が音がなめらかでレガート（音の繋がり）が上手くいってます。ピアニストの指の動きと音は連動しているのでよく観察すると学びがたくさんあります。