2024.03.18
ピアニストを排出しているある機関でやっている教室の内容を少しかいつまんでご紹介します。3,4歳の頃まずやるのが〈リズム〉。小節の1拍目にくる〈拍〉を繰り返すのが〈リズム〉それを歩いたりなど体を使って身に付けます。そして〈歌う事〉はリズムだけでなく音程、音感を身に付けるのにやります。当教室でも、例えば8分音符二つ〈♪♪〉は一般的には〈タタ〉と覚えますが、〈つる〉〈カメ〉とかの2文字に置き換えたりして、分かりやすく覚えます。2文字は、〈かき〉でも〈あめ〉でも生徒さんが好きな言葉で構いません。教える側の一方通行でなく先生も生徒も一緒に楽しく学びます。この教室でもそうですが、教材は全部手作りです。既成の教材はたくさん売っていますが、教材に生徒さんを合わせるのでなく、生徒さんに合わせたものを使います。これに1時間。そして別日にピアノを弾く時間が1時間です。ピアニストになろうと思ってピアノを始める訳ではないと考えるかもしれませんが、基本は同じきちんと正しく学ぶか否かがその先の伸びに関わってくるのです。誰しも才能を伸ばしてくれたらと思うものです。当教室でも最初の半年位は教材を使わずリズムや音感に力をいれます。ただ歌うのが恥ずかしいとかの方もいますので強制はしませんし、45分の中でリズム歌弾くをやるので忙しいです。皆が才能を開花されるようにいつも心がけしています。