2024.03.16
楽譜に和音が書いてあります。この和音をどんな音色にするか先生に言われる事があります。はっきり、フワッと、柔らかく、硬く、高い音を出す、低い音を出す、真ん中を効かせる、でもそんな色々な音色をどう引き分けるか。上級者には細々教えてくれません。自分で工夫して要求した音を作り出す。しかしながら、初級の段階から、指の鍵盤へのおろし方、指の角度など細々伝授します。そうして音色作りを学んでいきます。ゆっくり指の動かし方を確認すると覚えて身に付くのです。だから指の動かしかたは大事です。〈バーナム〉という教材には、曲に題名と絵がついていて、音色作りの大切さを学んでもらうように出来ています。しかし実際は本当に細かい指の使い方を教えなければ次に活かせません。1つテクニックを教えると、鍵盤は押すばかりでなく音を出す方法があります。それにより軽くフワッとした音色が作れます。何事も初級のうちからしっかり指の動かしかたを意識する事が大切だと思います。