2023.04.14
朝ドラが好きで見ているのですが、植物の本に書かれていても実際見て触って嗅いでみると《わくわく感》がして楽しくますます知りたくなる。と言っていました。ピアノを教える事はただ音符の意味や強弱記号の意味を教えるのではないのです。ある曲に色々音が重なって変化する所があります。これを単音にして弾いてみて、次に音を重ねて聴いてみると、同じ音の上に様々な音の重ね方が加わる事で、曲がとても魅力的になるのに気付きます。そして美しいハーモニーに《わくわく感》が湧いてきます。この《わくわく感》かたまらずに曲に興味が深まり愛着が出てくるのです。この事は、ポピュラー曲などでアレンジしたり発表会用に弾けるように書き直す時に応用出来ます。音をたくさん重ねるのは技術的に難しくなるけれど、1音でも魅力的に音を重ねるとずいぶんと曲がオシャレになります。こうして生徒さんに提案しながら発表会用の楽譜を作成する事は多々あります。感動は音楽の大きな醍醐味です。いつも《わくわく感》を大切にレッスンを進めています。