2022.12.19
コードネームとは、分かり易く言うと、和音です。例えば、「ドミソ」は「C」です。「ド」は英語で言うと「C」でドの上に、一つおきの音を重ねた和音が「ドミソ」というわけです。ちなみに、「ドレミファソラシド」は英語で「CDEFGAB」で「D」は「レファ♯ラ」です。なぜファに♯が付くのかと言うと、〈レファ〉の間の半音の数を数えると〈ミファ〉の間に黒鍵がないため、〈ドミ〉より少ないですから、ファを半音上げると〈ドミ〉と音の幅が同じになるという事です。ファの♯が無い〈レファラ〉は〈Dm〉(デーマイナー)というコード表記になります。コードネームは、とても便利で楽譜に〈C〉と書いてあれば、メロディーに対して、和音で三つ押さえて弾いてもいいし、バラバラに〈ドミソ〉〈ミソド〉〈ソドミ〉でもいいし、〈ド~(ミソ、ミソ)〉とか、メロディーの感じに合わせていくらでもリズムを変えられるから楽しめます。クラシックの楽譜には書いてないですが、よーく読譜をすると、和音が様々な形で出てくるのが分かります。この知識のおかげで、譜を読むのが早くなるし、初見で弾けるのです。又コード進行というのも、基本的なことを知っていると、逆にメロディーをつけて作曲出来るし、クラシックポピュラー関係なく譜読みが早くなります。この便利な仕組みはぜひとも知っていて応用して欲しいです。