2022.04.24
昨年、ショパンコンクールの2位になったピアニストで、昨今TVで見かけます。反田さんは、サッカー少年で、サッカーの選手になりたかったそうですが、怪我をし、こんな痛い思いをするのは嫌だと、方向転換したそうです。それが、ピアノとは、、ピアノに対する思いも、憧憬もいつも心にあったからでしょう。そういう気持ちは、どうして持つことが出来たのでしょうか?やはり、取り組み方、周りの環境が良かったのでしょう。普通に何となく好きで何となくやっているだけでは、《心》は生まれません。こういう反田さんの出ているTVを、観るのも良い環境の一つです。指の形を説明しても、ピントこないかも知れないですが、一流のピアニストの指の動き、そこから紡ぎ出す《音》が、ピアノに対する考え方を変えるかもしれません。大きな〈気付き〉に繋がるかもしれません。チコちゃんじゃないけど、「ボーッと」生きていてはもったいないです。ただ練習しなさいと言っても、自分から入っていく気持ちが出来ないと、進歩には繋がりません。もう一つ、反田さんが、ラフマニノフ、の曲を弾いた時、ロシア語に聞こえた。とおっしゃっていたことも、印象に残りました。私も、おこがましいのですが同感で、日本語にはない、響きを常に感じます。ピアノと言語に共通点を感じるとおっしゃっていました。だから、ピアノをやると、外国語の習得に役に立つと脳科学者達も言っているのを、うなづけます。何を取り組むにしても、真面目に真剣に接していなければいけませんね。