2021.12.10
一生懸命はえらい。だけど頑張りすぎはマイナスになることもある。もちろんプラスが多い。家康公はこうおっしゃっている。「及ばざるは過ぎたりよりまされり」突然こう言われても、、「東照公御遺訓」をかいつまんで紹介しよう。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。『人はただ身の程を知れ草の葉の露も重きは落つるものかな』ちょっと話がズレるかもしれないけれど、一生懸命やらないのを、悪い事と決めつけ、出来るまで、出来るまでと追い詰めてしまうと、逆効果になってしまう事もある。ピアノで弾けない箇所があって、何度も何度もやって結局弾けるようになるのだけれども、イコール良い表現ではないかもしれない。確かに弾けるけど、それより、《力を抜いて》指はヘロヘロ動かしといて、結果良い音になる事もあって、なーんだ、一生懸命頑張る事が、回り道だった。という事もある。プロとアマの差は、ズバリ《脱力》と科学的に証明されている。一生懸命練習してるのに上手くならない時は、ふわふわ、ゆるゆる指を動かして、あれっ?を待つのも一つの手だ。と、なぜこんな事を思いついたのかというと、神社仏閣の、いわれ、や何かを改めて読んでみたのがきっかけで、人が神社や寺に手を合わせ拝み、心で願い、反省し、、やはり人間の歴史に神社仏閣が添っていて、時々自分を見つめ直す役にたってくれる、有り難い存在なんだなと思った次第です。