2021.10.31
ショパンコンクールは、1,2,3,次予選と本選、勿論予選に出るだけでも、アジア予選とか国の予選もある訳ですから、オリンピック選手と同様な超ハイレベルです。マズルカは、予選でも弾きますが、楽譜のページでいうと、200ページ位。〈マズルカ〉だけで、この分量を暗譜して、さらに〈エチュード〉は作品10,25各130ページ位。〈バラード4曲〉で60ページ位。曲数よりページ数の方が分かり易いと思うので表示してみましたが、とても常人にはなし得ないページ数を《暗譜》しているので凄さが分かると思います。〈ポロネーズ16曲〉135ページ。〈プレリュード25曲〉66ページ、〈ノクターン18曲〉114ページ、〈ワルツ17曲〉109ページ、〈スケルツォ4曲〉81ページ、。ここに上げた以外にも〈ソナタ〉〈コンチェルト〉等々もあり、大方の出版されている楽譜を列挙してみても、これらが頭に入った人でないと参加もできない、、《ピアニスト》って本当に凄いんです。批評する側は、言いたい放題言えるけど(素人でも)じゃあやってみろ、となったら不可能ですから。ただ、シンフォニーは無い、と考えると、モーツァルトやベートーヴェンの作曲家としての《神様》扱いは本当に正しい。歴史に残る人間ってやはり、尋常でない、そこから多くを学んで、凡人は過ごしていくのです。そしてたくさんの名曲ありがとうと、再びピアノに向かう気持ちが上がってきます。