2021.10.26
ショパンコンクールの本選で弾かれた「ピアノ協奏曲」は2曲しかありません。反田恭兵さんや多くの人が弾いた作品11は、20歳のショパンが世界的な音楽家としての成功を夢見て作った曲。テクニックの高さをアピールするためショパン自身「弾けないのでは」と心配した難曲でありながら、少しもそうとは感じさせない甘く美しいメロディーが存分に楽しめます。もう一つ作品21番は初恋の女性への秘めた想いの中で書かれたノクターン風の2楽章と民俗舞踊の要素を大胆に取り入れた3楽章です。ピアノソナタは3曲。バラード、スケルツォ、ロンド、即興曲それぞれ4曲です。次回このコーナーで取り上げたいと思います。