2021.05.22
ポップス系の楽譜を見ると、ほとんどに、コードネームが記されています。クラシックの楽譜しか接していなかった私は、わざわざ、コードネームの本を買って勉強しました。私のような事がないように、生徒さんには、折りある毎に、コードネームを知ってもらっています。コードネームは、和音をアルファベットで表したものです。例えば、〈ドミソ〉は〈C〉です。〈ドレミファソラシド〉は英語では〈CDEFGAB〉で、基本的には、1番下の〈ド=C〉の上に、一つおきに、音を重ねた和音を表しています。〈ドファラ〉は、順序を変えると〈ファ〉を1番下に、一つおきに、音を重ねた和音(ファラド)で〈ファ=F〉で〈F〉という事になります。身近にある和音を、コードネームにより、早く捉えられる利点があると思います。このコードネームが、例えば、〈C〉なら〈ドソミソ〉や〈ドミソドミソ〉のように形を変えて出てきます。〈F〉は、〈ドファラ〉なら、〈F/c〉とか〈F onC〉とかで表されます。更に《コード進行》を学べば、譜読みが、早くなりますし、曲のまとまりが、どこからどこか、など、役に立つ事がたくさんあります。コードネームは、ポップス系音楽のためではなく、幅広く使えるので、知っていると、お得情報です。