2021.05.14
2018年に、ウィーンの楽友協会ホールで、《イスラエルフィル》の演奏を聴いてきました。指揮者は、当時82歳《ズービン、メータ》という方です。1936年に創設され、テル-アヴィブで開催された第1回演奏回の指揮者は、《トスカニーニ》です。《バーンスタイン》もたびたび指揮をふっています。楽友協会で演奏される、という事、世界的指揮者がタクトを振る、という事は一流の証です。今、テレビでは、暴動の起きているイスラエルの様子が、問題となっています。イメージが悪くなってしまいますが、音楽を奏でる気持ちは、人種や宗教の違いはないのです。どこの国の人が演奏しようが、関係ないのです。人の心は基本的に同じはず。家族や友人が大切。喜びや悲しみを音に委ねたものが、演奏です。争いを辞め、早く平和な世界で、純粋に音楽を楽しめる日を祈っています。