2021.05.09
ニュースで、オリンピック開催の是非について様々な意見が取り上げられている。最近、競泳の池江璃花子選手に対し、オリンピック開催中止や、辞退を促す意見が送られてきたのを知った。命がけで、病気と戦い、命がけで、競泳に向き合っている、若干20歳の人間に対して、何を言ってくるんだ、と苦々しく思った。本人も、一個人に、オリンピック開催の是非を言ってくるのは、苦しい、と書かれていた。人は皆、自分が100%正しい前提で物を言ってくる。言われた人が、どう思うかや、言われた人の立場にたって考える事はないのだろう。ましてや、言った人は、池江選手のような、努力や結果を持っているはずがない。口だけなら、誰でも何とでも言える。そんな立派な理論で、何を成し遂げたのでしょうか?と聞きたい。命がけで、生きている人、何かを命がけで、やっている人は、そんな発言はしない。口だけで、自分が凄いと自己満足して、結果の無い人はたくさんいる。
私は水泳をやっているので、オリンピックに出る人の凄さは、やっていない人より分かる。命がけの練習をしなければ、世界のトップにはならない。ピアノもそうだ。簡単に上手い下手を言うのは、知らないからだ。やってみて初めて、たいへんさは、分かる。池江選手は、こう言っていた。オリンピック開催云々でなく、選手達は、目標に向かって日々努力しているだけである。何か結果の出せる人は、人間的にも、大きい。口だけの人は、命がけの努力や結果が無い人だと思う。そうならないように、小さな一歩でも進めるよう日々練習を続けよう。