2020.11.08
動機(2小節)→小楽節(動機が2つ、4小節)→大楽節(小楽節が2つ、8小節)→1部形式(大楽節1つ、8小節)となります。大楽節が2つ(16小節)を2部形式と言います。大楽節か小楽節が3つあるのが、3部形式です。動機は、細分化されると〈部分動機〉となります。小楽節や大楽節が、いわゆる《主題》になります。「メリーさんの羊」で考えてみましょう。〈ミーレドレ、ミミミー〉は動機です。続けて〈レレレー、ミソソー〉で4小節になり、小楽節となります。更に続いて、〈ミーレドレ、ミミミー、レレミーレ、ドーーー〉大楽節となります。1部形式です。共通するのは、同じリズムが出てくる所です。このように、小節数、リズム等を整えると、形式が出きまとまります。これらの、小さな〈動機〉をたくさん覚えると、曲が長くなっても、メロディーの共通点や、変化を探して曲の構成を知る事が出来ます。短い曲でいいから、沢山の〈動機〉を知り積み重ねていきましょう。