2020.11.04
たまに、家練習の時に、楽譜にドとかふって消してくる方がいますが、それだと、ふったカナの方を見て弾いてしまいますので、読譜には繋がらないと思います。楽譜のなりたちは、まず、《線》《間》の上に音符が順番に並んでいる、という事から始まります。5線の《線》《間》に順番に、階段のように斜めに上がったり、下がったりを理解するのは、6歳位迄は難しいと言われています。五線譜に丸をかいてもらうと、おだんごのように、上に重なったりしてしまいます。〈斜め〉の概念が幼児にはなくて、学習して得とくするものだから、だそうです。同じ音型を図形のように覚えるのも1つの手です。事実、何本もの加線の音符を、いちいち線間と数えて理解する訳でなく、このくらい離れていたら、6度(ドからラの距離)だなとか、絵的に読んでいる事もあります。目からの情報は、脳に1番作用するので、些細な事も注意して臨みたいですね。