2020.10.05
パラリンピック選手が、使えない機能を補う為に、別の機能がその使えない回路に作用するという事を知りました。生まれつき障害のある方でも、脳の変化の特に大きい3歳~6歳に、訓練をすると、新しい回路が出来るそうです。赤ちゃんや幼児はよく泣きます。嫌だと不快で、それは、「生理的限界」だからです。でもそこで、頑張って乗り越えると、その限界を伸ばす事ができるらしくて、そうやって色々な事が出来るように、脳も学習して、「まだ限界じゃないから出来るぞ」ってどんどん上を行くのです。ハードな練習だけど、パラリンピックの選手達は、まさに《乗り越えて》上達していくそうです。「脳」には手、指を動かせと命令を出す部分、足、体幹、等部位により、回路が別れているそうですが、ピアノの指の動きも、《脳》が支配しているのだから、〈頑張ろう〉と指令を出す事も上達の秘訣です。だからやっぱり(努力)は裏切らないですね。オリンピック選手のようなトップが目標じゃなくても、今出来ない事に挑戦するのは、あらゆる事にプラスになることでしょう。