2020.08.14
音大卒で、小学校6年生からピアノを習い始めた、という方を知っています。えーっ。と正直思いましたが、やはり「物事は取り組み方」が大事なんだ。と思いました。その方は卒業後もずっと演奏研究に熱心に取り組んで、自ら勉強会を主催したりしています。余談ですが、コロナ対策で成果を上げた北海道の知事は、母子家庭で大学に行けず、就職してから夜間の大学に通った苦労人だそうです。だからいつも、今出来る事を一生懸命やるの事が重要で、そこから道は拓けていくと思います。さて、ピアノに話を戻すと、耳の発育は6歳位に向かって非常に伸びます。だから、英語とかの語学も耳から入るものは、早いと良いと言われるのです。その伸び方のグラフは6歳以降緩やかになるとはいえ、20歳位迄続くそうです。小学生は柔軟性の固まり、だから、「取り組み方」の工夫で遅い事は無い。と断言します。才能があっても、練習しなければ、努力しなければ、宝の持ち腐れになってしまうから、一生懸命は必ず実る気持ちを忘れずにやっていきましょう。