2020.07.07
毎日じめじめした日々が続き、だるさや、やる気の無い日も出てきます。こんな時にスカッとするのが、『ファリャ』等スペインのピアノ名曲です。今回は『ファリャ』の『組曲、恋は魔術師』をご紹介致します。スペインと言えば、フラメンコ。フラメンコバレリーナ、「パストーラ、インぺリオ」の依頼で作曲されたのが、バレエ音楽〈恋は魔術師〉でファリャの故郷アンダルシアを舞台に奇抜な物語と情熱的音楽が魅力です。この中から、①パントマイム(8分の7拍子)②情景③きつね火の踊り(恋をきつね火に例えた恋歌)④亡霊(恐怖の踊り)⑤魔法の輪(洞窟のジプシー達が占いをする)⑥真夜中(魔法)⑦火祭りの踊り(悪霊を払うための踊り)をピアノ組曲としたもの。演奏は、スペイン人『ラローチァ』という身長145cmの大ピアニストの、タッチ(音色)が小気味良いです。これで梅雨も乗り越えられそうです。