2020.07.01
朝ドラ「エール」の1回めのくだりで、「音楽とは~」「音楽に勇気づけられる」とか「心の表現」とか色々言っていましたが、正にその通りで「音楽」と関わるきっかけがドラマで展開されるのは、とても興味深いです。まず、「音楽」の本質的な事をいつも忘れないでいる事はとても大事ですね。ピアノは、1人コツコツとやる作業が多く、それこそ何か目標がないとくじけそうになります。でもその中で『小さな感動』に出会う時があり前に進めます。『小さな感動』は、練習の過程で素敵な響き(ハーモニー)に気付いたり、音が想定外の所に飛んだり、、(ベートーヴェンは、喜びの歌のある一節の飛ぶ音を20年も悩んだとか、、)1つの曲をサラサラと弾けるのはそれはそれで心地良いのですが、ほんの1拍2拍を楽しむ事も、曲に対する思いを大きくさせてくれます。つっかえてなかなか弾けるようにならない時、立ち止まっても全然いいんです。立ち止まる事で新たな発見がありますから。