2020.06.27
ウィーンフィルも演奏会を少しずつ再開始めたそうです。団長さんが、こんな事をおっしゃっていました。音楽は「生」で聴く事で、演奏家の呼吸や音楽の響きを、身体全体で感じ、心の糧になる事が出来る。昨今、オンラインで様々な事が出来、ピアノレッスンにも取り入れられていますが、もどかしさでいっぱいです。stay homeで私も毎日毎日沢山のCDを聴いていましたが、思い出すのは、「生演奏」を聴いた時の衝撃と感動です。やはり「生」でないと得られない体験は貴重です。それがなかなか出来ないこの頃。だから直接レッスンに来て、本物の音(最近電子ピアノの人が多い。当教室はウィーン国立音大の調律を任された人による)に触れ、又、マスクとフェイスシールドで、世界の名曲を歌う事は、とても意味があると思っています。「本物」に触れ「本質」を知る音楽を聴く機会を増やしましょう。それらが、知らず知らずに心に積み重なっていくように願うばかりです。