2020.06.18
世界的指揮者の小澤征爾さんは、2002年に、ウィーンフィルのニューイヤー.コンサートに招かれている。言葉にすると、こうなのですが、どれだけ凄い事かを知ると本当にアメージングなのです。例えが適切ではないけれど、阿波おどりの先頭に外国人がいたり、地方限定の地唄を外国人が唄っていたらビックリするでしょう。というふうに、楽友協会で演奏するのはプロ中のプロで超超ビックリする位開いた口がふさがらない位の演奏技術がある人しか上れない舞台なのです。(実際私が楽友協会で演奏を聴いた時の事なのですが)知り合いのプロオケの団員さんとも音楽談義をするのですが、納得出来ない指揮者が振った(指揮を振るという言い方をします)時は、団員は従わないそうです。曲の出だしの合図で誰も出なかったりするんだそうです。つまり演奏者は本当に指揮者を選ぶんです。だから1941年から始まった伝統あるニューイヤー.コンサートの指揮者に招かれる事がどんなに凄いことか、まして日本人の血の中に無いワルツを振るのですから、小澤征爾の演奏を聴く時いつも私は口が空いてしまいます。(笑)