2020.03.15
「バッハ」という苗字は「パンを焼く」意味に由来するとも言われています。先祖はスロバキアに生まれたパン職人の〈ファイト.バッハ〉という人です。〈ファイト〉は当時民衆が愛好した(リュート)という楽器を演奏する音楽好きでした。それが教会のオルガン奏者として受け継がれ、ドイツのチューリンゲン一帯に根を生やし、3代後に生まれたのが、「バッハ」の父です。アイゼナハの宮廷トランペット奏者兼指揮者の父に、音楽教育の基本を、父の従兄の「ヨハン.クリストフ」からオルガンとチェンバロ演奏とその構造を学んだそうです。1700年初頭ドイツのアルンシュタット地域の音楽界は、バッハ一族がほぼ独占していたそうです。