2020.03.07
私のお薦めは、シューマンのシンフォニー(交響曲)です。4曲しか作曲していません。指揮者カラヤンが、ベルリンフィルを振っているものが素敵です。CDの表紙のカラヤンの顔が映画俳優のように格好いいし、演奏はその精彩な雰囲気そのものの、透明感ある美しい音で引き込まれます。そして、歌曲。一般的に聴く機会が少ないのかもしれませんが、〈ミルテの花〉は、妻クララに捧げられました。その1曲目「献呈」はリストにより、ピアノ曲に編曲されました。歌曲集はたくさんあり、シューマンのロマンチズムを感じられるでしょう。ピアノ曲は〈トロイメライ〉が有名ですが、歌曲集を聴く事により、演奏のヒントを得られると思います。